子どもの持ち物は、
気づくとどんどん増えていきます。
文房具、学校のプリント、習字道具、絵の具、工作の材料…。
「片付けなさい」と言っても、なかなか続かない。
それは、子どもが悪いのではなく、仕組みが合っていないことがほとんどです。
子どもの持ち物の片付けで大切なのは、
子ども自身が、楽に取り出し、戻せること。
そのための考え方と具体的なポイントをまとめました。
目次
子どもの片付けは「簡単さ」が最優先
子どもにとっての片付けは、
• きれいに並べる
• きっちりしまう
よりも、
👉 素早く終わること
👉 考えなくていいこと
がとても重要です。
おすすめは「放り込むだけ」の収納
• フタを開ける
• 仕切りに合わせる
• 向きをそろえる
こうした工程が多いと、続きません。
「しまいこまない」収納を意識する
子どもの持ち物は、
見えなくなる＝存在を忘れる
になりがちです。
そこでおすすめなのが、
フックを使って「掛けるだけ」
• 習い事バッグ
• 体操服袋
• 帽子
• 上着
フックに掛けるだけなら、
取り出しも戻すのも一瞬。
「とりあえずここ」にできる場所があるだけで、
床置きが激減します。
持ち帰りが増える時期を想定しておく
夏休み前などは、
• 習字道具
• 絵の具
• 工作
• 大きめの袋
一気に物が増えます。
この時期に慌てないために、
👉 何も入っていない“空きスペース”を最初から用意しておくことがとても大切です。
「空いている場所＝臨時置き場」
があると、家が荒れにくくなります。
文房具は「少数精鋭」がいちばん使いやすい
子どもの文房具は、気づくと増えがちです。
• もらったもの
• おまけ
• お土産で買ったもの
でも実際に使っているのは、ほんの一部。
👉 本当に使うものだけ
👉 子どもが使いやすいものだけ
を厳選した方が、
• 探さない
• なくさない
• 大事に扱う
につながります。
教科書・ノートの考え方（ここが一番大事）
学習が終わった教科書やノートは、
そのままにしておくと、どんどん増えていきます。
ここで注意したいのは、
❌「教科書いる？」と聞くだけでは
子供は迷います。
おすすめの流れは、
1. 子どもと一緒に教科書を開く
2. ザッと見返す
3. わからない・曖昧なところがないか確認
4. 理解できていれば手放す
可能な限り、
「もう一度見なくても大丈夫」な状態まで、到達できていれば、処分して問題ありません。
不安な単元があれば、
少し時間を取って一緒にサポートしてあげたいですね。
「念のため残す」は、結局使われない
よくあるのが、
• 1年分取っておく
• 2年分取っておく
というケース。
でも正直に言うと、
子どもが自分から読み返すことは、ほとんどありません。
私たち大人も、そうでしたよね。笑
だからこそ、
👉 目的のない保管はしない
👉 納得して手放す
この経験自体が、
子どもにとって大切な学びになります。
まとめ｜子どもの片付けは「仕組みづくり」
子どもの持ち物の片付けで大切なのは、
• 楽に取り出せる
• すぐ戻せる
• 考えなくていい
• 空きスペースがある
という仕組みです。
「片付けなさい」と言わなくても回る環境をつくることが、親も子どももラクになる近道です。
Needs Tokyoにご相談ください
Needs Tokyoの女性スタッフは、
子育て真っ只中。
だからこそ、
「理想論」ではなく、今の家庭に合った現実的な片付けを一緒に考えられます。
整理収納アドバイザーの子どもたちは、
学力が高い子が多いと感じています。
視界に入る空間が整うことで、
頭の中も自然と整理される、
これは私たちスタッフの実感です。
片付けは、
子どもを縛るものではなく、
伸びやかに育つための土台。
無理のない形で、
ご家庭に合った仕組みづくりをお手伝いします。
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