本物の学び@杉山亮さんものがたりライブ

名探偵シリーズがだいすきな娘。
そのうち「杉山亮さんに会えたらいいなぁ」と言うように。

調べてみるとタイミング良く杉山亮さんの「ものがたりライブ」を発見!この日は土曜日授業だけど、滅多にない機会を逃すわけにはいかない!と迷わず予約。

学校から帰ると、おにぎりをパクッと食べさせ、大慌てで日本近代文学館まで行ってきました。

娘がいつもより3倍速の動きをしてくれたおかげで、余裕をもって到着。初めて駒場公園や日本近代文学館に入ったのですが、静かでゆったりと時間が流れていてとても心地よかったです。

一番前の椅子に座りライブがスタート。それはもう娘といっしょに私もワクワクドキドキして、親子で前のめりになった、あっという間の90分でした。

今年の夏休みに、ばぁばから寛永通宝を譲り受けたことから江戸時代に興味を持ち、日光江戸村まで足を運んだ話を以前書きましたが、今回のものがたりライブで江戸時代のお話が2話も出てくるとは露知らず、娘はお話をききながら映像を思い浮かべることができたのがとてもよかったようです。

子どもの小さな疑問はもっと深く知りたいという探究心が隠れているものです。わたしにできることは、その気持ちに寄り添ってサポートするだけのこと。疑問や探究心から得た知識はやがてどこかで活かされるということを改めて感じました。

最後にサインをいただいて新刊のここだけの話もこっそり聞いたりなんかして、写真撮影まで!

「わたし、本物に会えた!感激ー!これ、一生の宝だよ!」と大興奮の娘。あー、連れてきてほんとうによかった。

帰りは渋谷や新宿に寄ってお買い物をして、二人でゆっくり夜ご飯を食べて帰りました。

本物に会う、本物を見る、本物を体験するというのは、大人だけでなく子どもにとっても価値ある時間。

これから先、何を感じて、何を学んで、どう世の中とつながっていくかは娘次第で「ご自由にどうぞ」と常々思っていますが、こうした貴重な体験が彼女の土台の一つとなれればうれしいです。

児童作家の杉山亮さんのライブは子連れが多いだろうと予想していたのですが、老若男女たくさん来ていました。ライブの後にそのわけがよくわかり、わたしもまちがいなく杉山ファンの一人になりましたとさ。

名探偵シリーズ30周年とのこと。20代から今に至るまでのお話を聞いて、ただただ、すごいなぁと。

お片付け教室はまだ5年目のひよっこですが、わたしもまた背筋をピンと伸ばして歩いていきたいと思います。

それでは今日はこの辺で。
よい一日をお過ごしください。