家事力を上げることよりも私がラクになることや楽しいことを見つけたい

整理収納アドバイザーとして活動していると「渡辺さんはやっぱり昔から片付けが得意だったんですか?」という質問をよくいただきます。

片付けが得意苦手というよりは私がラクをして気持ち良く過ごすための労力は惜しまないと言ったほうがしっくりきます。

たとえば掃除や片付け。大掛かりな掃除や溜まった家事をやっつけるのは苦手だけど、できるだけ汚れを溜めない事前の仕掛けや家族がラクに片付けられる仕組みを考えて取り入れるのはなんだか得をしたような気分になります。

だって一度仕組みが完成すればもうこっちのものだから。家中見渡して後が楽になる対策はないか考えるのも楽しいものです。

たとえば料理。手の込んだ料理を考えるのは苦手だけど、我が家の定番料理をグルグル回しているせいかどんどん手際が良くなり、楽勝と思えるようになりました。

定番料理を回すメリットはもう1つ。調味料も食材も無駄なく使い切れるため冷蔵庫が空っぽになってから買い出しに行くので気持ちがいいし、冷蔵庫の収納は簡単なことだけで済んでいます。

おまけに週1はカレーにしているため「今日は何カレー?」と嬉しそうに聞いてくる子供の顔を見ると、子供の温かな記憶として残ってくれたらラッキーだなと思います。

私はめんどくさがりで苦手な家事もたくさんあって決して万能ではありません。そのくせ、快適なおうちで暮らしたいのだから厄介なのです。

いまだにお風呂掃除なんて寝ている間にロボットがピカピカに仕上げてくれたらいいのにって思っています。でもそれはやっぱり夢物語でホテルや旅館で味わう非日常空間がとても贅沢に感じるのはそうゆうこと。日常は自分が動かないと気持ちよい暮らしは手に入らないし、家族がいると思うようにいかないわけですが人に期待するのは予想以上のエネルギーが必要で、こうなったら自分の視点を変える方が早く解決します。

家事も育児も仕事も遊びも人付き合いもなんだってそう。最終的には「私が楽しい」に結びつけられること、これがきっと一番幸せになる方法だと思っています。

それでは今日はこの辺で。
今週もご機嫌に過ごしていきましょう!