2023 GW 小学生におすすめの登山デビュー!筑波山

ゴールデンウィークにチャレンジしたのは、筑波山の登山。

景色をたのしむトレッキングは娘も何度か経験済みですが、本格的な登山は今回が初めて。

きっかけは、スイミング教室に通い始め、
半年ほどでクロール25メートルを何往復も
泳げるほどに急成長したのを見て、
「これはイケるぞ!」と思い立ったが吉日。

得意の早朝出発で高速に乗り、
絶好調だったのも束の間。
三郷JCTで大渋滞!
外環道から常磐道へはいくつも合流するため、
大型連休、お盆やお正月は大渋滞します。

当然それを想定して、朝の4時に起床、5時台に出発したのにも関わらず、予想が甘かったです。
2時間の予定が4時間もかかって到着。
運転はすきなのでそれほど苦にはなりませんが、
山は時間が勝負なので。

娘はその分ぐっすり寝たので
元気満々でスタートすることができました。

筑波山 標高877m【白雲橋コース】情報
距離:約2.8km
標高差:約610m
登り目安:約110分
下り目安:約95分

写真ではどうも伝わりませんが、山頂までゴツゴツした険しい岩道を登っていきます。
転ばぬよう、くじかぬよう、滑り落ちぬよう、
慎重に進んでいかなければいけません。

少々遠回りでも、
どの岩を選べば安全か瞬時に判断し、
ロープなしの断崖絶壁の道は緊張感を持って
心静かに通る。

登山というのは
想像以上に頭や精神力を鍛えるものです。

大人は登山用の杖を持っていますが、
娘は両手を使って「よっこらしょ」と登っては、
他の登山客に「えらいね〜すごいね〜何年生?」
と声をかけられては、うれしそうにこたえてました。

子どもを見ると「えらいね、えらいね〜」と励ましてくれた登山客の方に感謝です。

白雲橋コースの見どころは
「弁慶七戻り」などの巨石がいくつか存在し、
子どもも飽きずに登れるところです。

また、この大木は
「樹齢何百年なんだろうか?」
「〜が生きていた頃からあるのかしら?」と、
歴史を交えて考えるのもたのしいひと時です。

途中、コンビニで買ったおにぎりやおやつを食べて
休憩します。

山の中で食べるおにぎりは格別に格別に美味しい!

子連れ登山では、何が起きてもいいように
ちょっと多めのおやつや飲み物、
着替えや羽織りものは必須です。

休憩の度に、背中の荷物が少しでも減ると
わたしもその分足取りが軽くなります。

ついに、山頂到着ーー!

なんとも清々しい気持ち!

途中休憩を3回ほど入れ
山頂手前で登山渋滞があり30分待ちでしたが
スタートから3時間半かかり、無事制覇!

この間、娘は一度たりとも弱音を吐かず
すれ違いでは元気に「こんにちは!」と言い続け
ほんとうによくがんばりました。

ママより、何倍もすごい!
こうして、親をどんどん超えていってほしいと
心底思います。

筑波山にはロープウェイやケーブルカーもありますが、ゴールデンウィークということで大混雑。
私たちはコースを変えて下山することにしました。

これまた、登り以上にハードな岩と急斜面で
大人でも滑り転ぶ人続出の中、
さすがの娘も「こわい、こわい!気を付けなきゃ」
と何度も何度も自分に言い聞かせながら
あとの露天風呂と美味しい食事をたのしみに
3時間かけて無事に下山しました。

娘の強い意志とたくましさを感じられた
最高の登山デビューでした。

次はどこの山に行こうか、考えるたのしみが増えました。

親子で登山、おすすめです。