レモン色のコスモスよりダンゴムシ探しの大冒険

先日カラッと気持ちいい秋晴れの日。東京の端っこへ山の尾根を10キロ歩くチャレンジをしました。最初はルンルンだった6歳の娘は最後の1キロでぶつぶつ文句が出始め、20キロの娘をおんぶするなんて到底できるわけもなく、私は娘に一体どれだけの声援を送ったか。おかげで足の疲れではなく私は喉がガラガラになりましたが無事親子で制覇!

ゴールから見た景色は秋晴れの空に富士山がくっきり浮かび、最高のご褒美。

そして今日は初めてお友達に誘われダンゴムシを探しに行くという娘。実はレモン色のコスモスが満開の場所へ行くという別の予定を組んでいたのですが、普段の放課後は学童のため近所で遊ぶことがない娘は友達に初めて誘われ、さぞ嬉しかっただろうなと思うと、私が見たかったレモン色のコスモスの話はやめておきました。

私が育った場所にはダンゴムシなんてあちこちにいるのが当たり前で、都会は便利だけど子育てをしていると時に好奇心旺盛な子供にとっては自然が遠すぎる環境だと思い、週末は中野の自宅から離れ、海や山や川で過ごすことが恒例でした。

しかし「ダンゴムシを見つける冒険だ!」と目を輝かせ、水筒を用意し張り切る娘の姿を見て、コンクリートジャングルの中にもワクワクはたくさんあるのかもしれない。たしかに、これは大冒険だ!たくさん考えてダンゴムシがいる場所を見つけないといけないのだから。

大人になるとガチガチ頭で物事を一方から捉えがちなんだと、娘の言葉から学んだ朝でした。

さぁ、今日もいい一日を!