思い違いに気付けば、暮らしはもっと快適になるかもしれない

子供が生まれてから布団生活だった我が家ですが、昨年から働く時間を変えた主人は私たちと睡眠時間が大幅にちがう生活となりました。少しでも家族三人が気遣いなく眠りにつき起床することができるように、主人の布団をベッドに変更したのは昨年の秋のこと。

選んだのは狭い部屋でも圧迫感が出ないシンプルな通気性抜群の国産檜のすのこベッド。高さは4段階に変えられる優れものです。部屋に入るたび檜の香りに癒され、いつかは私と娘も同じベッドにしようと思っていました。というのも、体操教室に通う娘は自宅でも側転や柔軟をするため広々したスペースが必要だと思い布団生活を選んでいました。

それが昨年末、いつものように体操教室へ娘を送り久しぶりに練習を見学していたときのこと。教室は広々した体育館ではなくちょっと狭いかなと思うほどのスペースで運営されていますが、実際に練習する姿や上の学年の子供たちを見て「体操って案外、畳1~2畳あればできるんだなぁ」と、ハッと気づいたのです。

体操=小学校の体育の授業=広い体育館とイメージしていたのは思い違いだったのです。マット運動も跳び箱も鉄棒もボルタリングもトランポリンもさほど広いスペースは必要なく、モノ少なめの我が家のリビングなら十分に対応できるのではないかとひらめき、さっそく教室から帰宅すると娘にリビングでやってみせて!とお願いすると、難なくクリアー!

娘は体操選手になるという夢を抱いてるわけではなく、毎日練習するわけでもない。それなのに1部屋を体操教室の練習のためだけに空けておくのはそれこそもったいないと思い、ようやく私も娘もベッド生活に変えました。この先、一人部屋が欲しいと言ったなら、主人と娘が交代することになります。

実は片付けや家具の配置変えにも思い違いはつきもので、自分ではなかなか気づきにくいのも事実。そんなときは自分と似たような住環境や家族構成の友人に話を聞いてみたり、プロの意見を求めることで視野が広がって「そうか!わたしが考えていたことは思い違いだったのかもしれない」と早く気付くことができるかもしれません。私も体操教室の親御さんに家での練習について聞いてみればもっと早く解決したかもと思います。

それでは今日もご機嫌に過ごしていきましょう!