前回のつづき。
あれほど外遊び三昧だった娘が、2年生になって大きく変わったのは、家でも過ごすようになったこと。
その急変はどこからきたのだろうと話を聞いてみると、外遊びは今だってすごく楽しいけど、それ以上に楽しくてハマったものが「読書」ということ。読みたくて読みたくてたまらない気持ちになるのだそう。
私が本好きになったのは大人になってからのこと。子どもの頃はやっぱり外遊びがダントツ1位でした。
そんな娘は様々な種類の本を読むのですが、読書にどハマりしたきっかけは杉山亮さんでした。娘は「杉山亮先生」と呼び、いつか絶対会いたいと毎日のように言っていました。そしていよいよ来月!杉山亮先生に会いに日本近代文学館に行くことになったのです!この続きはまた今度。正に、思う念力岩をも通す、かもしれません。
娘が小さな頃から家の中で遊ぶおもちゃと呼ばれるものは少なかった我が家でしたが、本だけは惜しみなく買っていたので、いつもそばにあるものだったようです。
現在の休日の行き先は大型図書館と大型書店、ときどき博物館巡りや街巡り、海、山、川、大型公園が我が家の定番です。
少々気が早いですが、学校の帰り道、友達と今年のクリスマスプレゼントについて話したようで娘は「リビングライブラリーに憧れているから大きな本棚が欲しい」と言ったそうです。
現在リビングからすぐの寝室に本棚はあるのですが、もっともっと読書を楽しめる空間にしたいとのこと。
そこで「ラクに整うリビング」から「読書をたのしむリビング」へ変えていこうと話しました。リビングの使い方が変わる=子どもの成長の証です。
検討してみたところ、リビングに寝室の本棚を移動すると圧迫感は出るし、テレビやテレビ台の買い替えを検討したり新たに本棚を買い足すとなると、なかなかのお値段になります。
それならばと、テレビ台の扉を取っ払い、収納していた物も整理してテレビの下にも本棚スペースを確保しました。すると「いいね!いいね!すごくいいよ、ママ!」と持ち上げ上手な娘。
子どもに関する収納や模様替えはひとまず今あるもので変えてみることが大切。なぜなら、いつか自分の部屋が欲しいと言うときが来るだろうし、またいつかは私たちの元から自立する時がやって来るからです。子どものモノは一生モノではなく期間限定という認識を持つといいでしょう。
今回「扉を取っ払う」たったそれだけのことで昨日までの暮らしとはまるでちがう景色になりました。
どの人にも必ず訪れるライフスタイルの変化に柔軟に対応するポイントは、なんといっても物量が決め手となります。
物量が多いほど模様替えの足かせになります。
そのために必要なことは日頃の整理に尽きます。
人生はずっと「今」が続くわけではないからこそ
「家族の今」をできる範囲で大事にしたい。
そのために優先順位を明確にして
極力余分な物は持たず身軽でいたい。
3回連続の日記にお付き合いくださり
どうもありがとうございました!
それでは今週も張り切って過ごしていきましょう!
(整理収納サポート現場でも、お子様が独立した後、お部屋に残された勉強机やタンスなどたくさんの家具がそのままになっている状況をよく見かけます。実家に帰った際、できれば一つずつ整理していきましょう。ご両親の負担となっていることが非常に多く見受けられます)