生前整理の現場で起こった事例の第二弾!
今回も皆さまの葛藤をユーモラスに表現してみました。
レンタル倉庫の片付け中、ご主人が古いカセットデッキを見つけて大喜び。
奥様は「でも、もうカセットテープないでしょ?」と苦笑い。
私は念のため探してみましたが、テープは見つからず。
そこで「持っているだけでなく、使うことで価値が上がります。カセットテープはネットでお探しになられてみては?奥様が好きだった音楽も見つかるかもしれません」と、ご主人に提案。
奥様としては「せっかく片付いたリビングに趣味の物を置かれるのが気がかり」このお気持ちもよ〜くわかるので、
ご主人に
「個人のものは個人のスペースで管理を」とお伝えしたことで、奥様は安心されました。
今ではご主人が自室で音楽を楽しみ、奥様はスッキリしたリビングに満足。
“手放す”だけではなく、“生かす整理”の大切さを感じた現場でした。
生前整理の現場から 川柳
生前整理を進めていると、思いがけないところから懐かしいモノが出てくることがあります。
そのひとつひとつには、暮らしの歴史や想いがつまっています。
それを手放すか、宝の持ち腐れとするか、生かすかは持ち主の気持ち次第です。
今回は奥様よりに立って作ってみました。
片付けて また出てきたわ 夫の宝
モノを通して、
夫婦の時間がゆるやかにつながっていく。
そんな“心があたたまる整理”を、これからもお手伝いしていきたいと思います。