「どんな収納用品を買えばいいのか分からない」
「せっかく買ったのに合わなかった」
そんな経験はありませんか?
実は、収納用品の選び方にはプロが共通して意識しているポイントがあります。
この記事では、整理収納アドバイザーの視点から、失敗しない収納用品の選び方7つの決め手をわかりやすく解説します。
目次
目的に合った収納用品を選ぶ
収納用品は「何を」「どんな頻度で」「誰が使うか」をはっきりさせて選ぶのが基本です。
たとえば「毎日使う文房具」と「年に数回使う季節用品」では、取り出しやすさも収納場所もまったく異なります。
目的が明確になると、必要なサイズ・形・素材が自然と見えてきます。
“目的から逆算して選ぶ” のが、失敗しないコツです。
拭ける・洗える収納で清潔を保つ
収納するアイテムや置く場所によっては、汚れやすい環境になることもあります。
たとえば、キッチン・洗面所・玄関などはホコリや水気、油汚れがつきやすい場所。
そういった場所では、拭いたり洗ったりできる素材の収納用品を選ぶと安心です。
プラスチックや樹脂製など、水に強くお手入れしやすいものなら、清潔を保ちながら長く使えます。
清潔に保てる収納は、見た目のスッキリ感だけでなく、心の快適さにもつながります。
無駄がない「四角い形状」を選ぶ
丸や変形よりも四角い収納用品は、無駄なすき間ができにくく効率的です。
積み重ねやすく、並べてもズレにくいので、プロの現場では定番中の定番。
狭いクローゼットや棚でも無駄なく使え、省スペース収納にもぴったりです。
色を統一して“スッキリ見せる”
収納は「整って見える」ことも重要なポイントです。
同じ色や素材で統一するだけで、空間が一気にスッキリして見えます。
白・グレー・透明・木製などのベーシックカラーは、どんなインテリアにも馴染み、長く使える収納になります。
「わたしの定番」を決めて迷わない
毎回どれを買うか迷うより、「これなら間違いない」という定番を決めておくと効率的です。
たとえば、無印良品・ニトリ・イケアなど、相性の良いシリーズを決めておくと買い足しもスムーズ。
定番を持つ=統一感と時短の両立です。
他の使い方ができる収納を選ぶ
「他の場所でも使えるか?」と考えると、長く使える収納になります。
引っ越しや模様替えがあっても再利用できる形・サイズなら、買い替えの手間も減ります。
使い回せる収納は、結果的に“もったいない”を防ぐエコな選択にもなります。
正しい計測は“ミリ単位”が鉄則
収納の失敗で多いのが「サイズが合わなかった!」というケース。
プロの現場では、幅・奥行き・高さをミリ単位で測るのが基本です。
たった数ミリの誤差で、引き出しが入らなかったり、扉が閉まらなかったりすることも。
しっかり測ることで、買い直しのムダがなくなります。
収納用品選びは“減らした後”が成功のカギ
収納用品を買う前に、まずはモノの量を見直すことが大切です。
量を減らしてから選ぶと、本当に必要な収納が見えてきます。
整理してから収納することで、空間も心もスッキリ。
あなたに合った収納用品で、毎日が心地よい暮らしに変わります。
Needs Tokyoでは、整理収納アドバイザーの視点から、お客様の暮らしやご希望に合った最適な収納用品をご提案いたします。
ご希望に応じて、収納用品の代理購入や設置も承っております。どうぞお気軽にご相談ください。