「どうして片付けてくれないんだろう…」
これは世のお母さんが抱える悩みのひとつ。
整理収納アドバイザーとして活動していると、
「渡辺さんちは家族みんな協力してくれるから
いつもスッキリしてて、いいなぁ」ということ。
「いーえ!」
例に漏れず、我が家の小2の娘は使ったらそのまま放置、名付けてやりっぱなし王。
主人は根っからの大雑把で、主人が使った場所はあちこちびしょ濡れだし、引き出しの中もわざとぐちゃぐちゃにしたの?と思うほど。名付けて超絶!大雑把人間。
昔はイラッとして
「どうして?」「なぜ?」を
家族にぶつけたこともあります。
相手に期待して、
期待通りの行動を示してくれないと、
「わたしはあなたの家政婦じゃない!」
と言ったこともあったっけ。笑
でもこれ、結果的に自分が一番楽しくない方法だと気づきました。誰だって、イライラしている自分はしんどいもので、貴重な一日が台無しです。
そこで、私自身が幸せになる方法にシフト。
これが5分でサッと片付く部屋を目指したきっかけです。
よく使うものは、取る、戻すの一手間をなくすために、扉や蓋を取っ払い、子どもでもできるようにフックを使って見せる収納へ。
見せる収納にすると、ひとつひとつにこだわりが出てくるもので、モノ選びが慎重になり、買い物の失敗は減り、自然とすっきりした暮らしになりました。
細かな分類はせず、このボックスに入れたらOKとしたら、家族だけでなくわたし自身も気持ちがラクになったことに気づけました。
掃除道具も種類を減らし使う場所に一目瞭然にすると、サッと拭いたり、すぐに掃除機を掛けることができ、手間に感じません。
洋服はハンガー掛け一択にして畳む手間を省いたら折りじわも減り、面倒なアイロン掛けの頻度まで軽減、時短家事大成功です!
わたしの影響か、家族もやみくもに所有するのではなく、責任を持って管理できる量へと変わってきました。モノの数だけ維持管理が必要ですから。
いつからか、どれだけ散らかっていても
「さっ、片付けよ!」の合図で5分で元通りに。
たとえ、散らかした本人がその場にいなくても
たった5分で終わるのだから
わたしもストレスがまったくありません。
子どもは大人が思う以上に気力体力使って毎日過ごしていることでしょう。きっと、世のお父さんだってそう。そして、母であるわたしたちもそう。
家事は毎日の繰り返しです。
だからこそ、効率よく幸せになる方法を選びたい。
それでは、まだまだ昼間は暑いですね。
どうぞ、いい一日をお過ごしください。