家具を選ぶとき、「見た目の好み」や「価格」だけで決めてしまうと、あとで後悔することも少なくありません。
整理収納アドバイザーの視点から見ると、暮らしに長く寄り添ってくれる家具にはいくつかの共通点があります。ここでは、そのポイントをご紹介します。
目次
伸縮できる家具
1人暮らしから2人暮らし、さらにファミリーへと暮らしが変化しても使える伸縮式の家具はとても便利です。
ダイニングテーブルや収納ラックなど、ライフスタイルの変化に合わせてサイズを変えられる家具は、買い替えの手間も減り、長く愛用できます。
軽くて動かしやすい家具
模様替えを気軽に楽しめることや、高齢になっても無理なく動かせることは大切なポイント。
軽やかな素材で作られた家具なら、お掃除や模様替えの際にもストレスがありません。
木の温もりを感じられる家具
長く使う家具だからこそ、「いい味が出る」素材を選びたいもの。
木製の家具は時間とともに色味や質感が変化し、手触りも優しく馴染んできます。
自然素材ならではの経年変化を楽しむのも、暮らしの豊かさにつながります。
腰高までの高さで安心安全
家具の高さは意外と重要です。
腰の高さまでの収納家具は、物の出し入れが楽で安全性も高く、転倒リスクも軽減できます。
視界も広がり、部屋がすっきりと見える効果もあります。
迷ったら白を選ぶ安心感
お部屋に色を取り入れたいとき、それが大きな面積ならば「迷ったら白」を選ぶのがおすすめ。
どんなお部屋にも調和しやすく、飽きがきません。
他の家具と合わせやすいほか、圧迫感も与えません。
アクセントカラーを取り入れたい時は、クッションカバーなど小さめの雑貨で楽しむのがおすすめ。
用途が数通り思い浮かぶ家具
1つの家具にいくつもの使い方が思い浮かぶなら、それは暮らしに柔軟さを与えてくれる証拠です。
例えば、子供部屋にもキッチンにも置けたり、デスクにも飾り棚にもなるシェルフ。多用途な家具は暮らしの変化に寄り添ってくれます。
購入前にメンテナンス方法がわかる家具
せっかく気に入って購入しても、お手入れが難しいとすぐに使いづらくなってしまいます。
購入前に「どうやって掃除をするのか」「専用のオイルや洗剤が必要か」など、メンテナンス方法が明確にわかる家具を選ぶと安心です。
正しくお手入れすることで、長く美しく使い続けることができます。
まとめ
家具は「今だけ」ではなく、「これからの暮らし」を見据えて選ぶことが大切です。伸縮できる、軽い、木のぬくもり、腰高、安全、シンプル、多用途、そしてメンテナンス方法。
この視点を取り入れることで、買い替えるたびに悩むことなく、長く安心して暮らしに寄り添ってくれる家具を選ぶことができます。
Needs Tokyoでは、整理収納アドバイザーの視点から、新しい家具の選び方や配置のご相談も承っています。
お部屋の広さや暮らし方、これからのライフスタイルに合わせて、無理のない動線や使いやすさを重視した家具をご提案します。
「買い替えたいけれど、どんなサイズや素材が合うかわからない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。