片付けとは暮らしの段取り

今週はお仕事の準備であっという間の金曜日です。
大抵どんなお仕事でも同じことが言えると思うのですが、仕事は段取りに8割要するということ。

新聞奨学生になった時も一週間で400部を2時間で配達完了できるように何度も何度も順路どりをしたものです。

ただ配達順路を覚えるだけでなく、〜さんのお宅はポストが2つあるけど緑色の方に入れるとか、〜マンションの〜号室の方は早朝出勤のため4時半までに入れるとか、〜さんのドアポストはぜんぶ押し込んで入れるとか、パブは入口の黒服の男性に渡すとか、雀荘は朝日新聞とスポーツ紙の3部入れるとか、この道は一方通行だから遠回りするとか。

知らない土地でも1〜2週間後に一人立ちできるように細かくメモを取り、順路帳に印をつけていくのです。

順路帳を見ないで配れるまでどれくらいの時間を要したのか覚えていませんが、自分自身が迷子にならないためにも必死に順路どりをしたおかげで、いつからか都会の朝の清々しい空気や夕刻の真っ赤な空がとてもきれいで気持ちよく感じました。

夕刊を楽しみに外で待っていてくれるおばあちゃんのことも、雀荘の無口で強面のおじさんが果物を必ず持たせてくれたことも、集金のたびにちょっと上がってジュースでも飲んで行きなよと言ってくれたご夫婦の優しさもぜんぶ覚えていて、苦しい時代を乗り越えられたことに心から感謝しています。今度はわたしがだれかの助けになる番です。

☑️仕事を短時間で終えるための段取り
☑️集中して勉強するための段取り
☑️家のことがうまく回るための段取り

段取りを片付けに言い換えてみてください

東京は雨ですが、さぁ今日も行ってきます!