今夏のプールは大磯ロングビーチ。
関東の屋外プールで我が家のNo.1です。
海に並行の細長いプールは
都内ほどの混雑はなく、
なんといっても、眺めが最高。
この日は曇っていたため、
特にガラガラでした。
娘は流れるプールを満喫。
甥っ子達は川遊び同様、
飛び込み台から何度もダイブ!
わたしは波のプールから出ると、ふらふら。
まるで酔っ払いおばはん。
甥っ子とスピードが出る方のスライダーを選ぶと
それはまるで暗闇のジェットコースター級で
ゲゲゲ、マジで酔いそうになりました。
これも老化か?
子どものように水中に入りっぱなしではなく、
海を眺める休息が必要になったことを実感。
ところで
夏休みといえば『チャレンジ』という言葉も
よく似合う。
神奈川の実家に帰省し、帰る支度をしていると
目に涙をいっぱいためながら
『まだ帰りたくない』と娘が言う。
ここ数年そうだった。
娘はじーじとばぁばがだいすきだ。
今までとちがったのは
『お願い!一人でお泊まりしたい!』
と初めて言ったこと。
これがこの夏一つ目のチャレンジ。
私はわけあって、
神奈川の実家と中野の自宅を短期間で3往復、
走行距離450キロ超え。
東名高速の大渋滞は避けられず、
環八なんてまったく進まず完全にストップ。
さすがにヘトヘトになり
スーパーで好きな惣菜を選び、
10年ぶりの一人暮らしを満喫。
(パパは仕事。一人惣菜をつつきながらテレビを付け、いつかこうゆう日が来るのだなとしみじみ)
数日後、迎えに行くと、誇らしげな娘の顔。
私の手から離れ、多少の寂しさはあったものの
やっぱり子どもの成長はうれしい。
(写真は児童作家杉山亮さんのものがたりライブがある偕成社へ行く途中、夏雲を一枚)
我が家の娘の話はつづきます。
小2から
『算数の問題は学習ではなく、趣味』
と言う。
いわゆる学習の境界線がないらしい。
そこで、自宅で一人黙々と様々な問題を
解いてきました。
いわゆる計算ドリル的なものから
寝転びながら
「うーん」と深く考えるような思考力問題まで。
ふと実力を試してみたくなったようで
算数検定を受けることに。
これがこの夏二つ目のチャレンジ。
会場に着くと、
高学年、中高生、大人までいっぱい。
娘と同じような背丈は3人ほどで
逆に目立つ。
みんな参考書を片手に待っている。
しまった、持ってこなかった。
水筒しか頭になかった。
初めて立つ試験会場の雰囲気に
何事も緊張しない娘が
少し緊張気味であることはわかった。
『ここに来るチャレンジをしただけですごい。
胸を張って、楽しんでおいで』
と送り出したわたしの方が、内心ドキドキ。
というのも、受けると決めてから1〜2ヶ月
一日15分程度の自宅学習のみ。
短時間集中にかけてみた、というわけです。
そして「まぁまぁ楽勝だった」の言葉通り、
WEBで確認すると合格!
『次は6級もチャレンジして、
その後、数学を学びたい』
『いいね、おもしろそう!』
私ができることは
算数を教えることでもなく
塾通いをすすめることでもなく
自宅学習の環境を整えること。
必要なモノと大切なモノを見極める力と
潔く無駄なモノを手放す賢さと
いつでも動きだせる身軽さがあれば
人生はたのしいを追求できるのです。
だから、
わたしは整理収納をやめられない。