「床下収納」や「天袋収納」「屋根裏収納」は、もう使わない選択を

収納が多い=便利?

家は「収納はたくさんあるほどいい」と思う方は多いでしょう。

床下収納・天袋収納・階段下や屋根裏収納(ロフト)など。

一見、スペースを有効活用できるように見えますが、実際には“使いづらい収納”になっていることが少なくありません。

出し入れに手間と危険がつきまとう

脚立を使って天袋に手を伸ばしたり、床下収納にかがみこんだり。

若い頃は問題がなくても、年齢を重ねると転倒のリスクが高まります。

また、出し入れに手間がかかる場所は、
「面倒だからまた今度」と整理も後回しになりがち。

気づけば“長年開けていない収納”になっているケースがほとんどです。

屋根裏収納も、上がるのが一苦労

屋根裏部屋(ロフト収納)も同様です。
はしごを上るのが大変で、重い荷物を持っての上り下りは特に危険。

さらに屋根裏は高温多湿で、モノの劣化が早い環境。
アルバムや電化製品を置いておくと、カビや変色が起こることもあります。

結局、「しまったきり二度と下ろさない」物置になってしまいがちです。

“見えない収納”は“忘れる収納”

床下や天袋、屋根裏のような“普段見えない場所”は、
「何を入れたか忘れていた」という声がとても多いです。

開けてみたら、
• 古い鍋や壊れた家電
• 賞味期限切れの保存食
• もう使わない季節家電

そんなものがぎっしり……。

それは、「今の暮らしに必要ないモノ」のサインです。

安全と暮らしやすさを優先する

出し入れに危険や手間のある収納は、
思い切って「使わない」と決めるのも整理のひとつ。

キッチンの吊り戸棚であれば、手の届かない棚は使わないといった、安全で快適に暮らすための“減らす勇気”こそ、生前整理の基本です。

“使いやすい高さ”に、“今使うモノだけ”を置く。
それが、日々を気持ちよく暮らすコツです。

手放すタイミング

長年使っていない収納の中には、
暮らしから離れてしまったモノが眠っています。
それらを見直すことは、
これからの暮らしを軽くする第一歩です。

「忘れていたモノ」を手放せば、
空間にも心にも風が通ります。

Needs Tokyoでは

床下・天袋・屋根裏など、
“開けるのが怖い”
“どこから手をつけていいかわからない”収納の
整理をサポートしています。

安全に、そして笑顔で暮らせる空間づくりを一緒にお手伝いします。